12-009

ナタネ畦立て同時播種



【写真】
ナタネ畦立て
同時播種機

01データ作成年月日 2012年9月6日
02データ作成者氏名 高橋昭喜
03データ作成者所属 岩手県農業研究センター プロジェクト推進室
04データ作成者住所 〒024-0003 岩手県北上市成田20-1
05データ作成者TEL 0197-68-4412

A-01作業名 ナタネ播種(2009年) ナタネ播種(2010年) ナタネ播種(2011年)
A-02作付け体系 ナタネ単作 ナタネ単作 ナタネ単作
A-03地域 東北 東北 東北
A-04場所 岩手県岩手郡雫石町 岩手県岩手郡雫石町 岩手県岩手郡雫石町
A-05実施機関 岩手県農業研究センター、農研機構 東北農業研究センター 岩手県農業研究センター、農研機構 東北農業研究センター 岩手県農業研究センター、農研機構 東北農業研究センター
A-06担当者名 高橋昭喜 高橋昭喜 高橋昭喜
A-07試験年月日 2009年9月14日 2010年9月10日 2011年9月9日
A-08天候 晴れ 晴れ 晴れ
A-09地目 転換畑 転換畑 転換畑
B-01作物分類 工芸作物類 工芸作物類 工芸作物類
B-02作物名 ナタネ ナタネ ナタネ
B-03作物品種名 キザキノナタネ キザキノナタネ キザキノナタネ
B-04播種日 2009年9月14日 2010年9月10日 2011年9月9日
B-12圃場面積 60a 55a 30a
B-13試験面積 60a 50a 25a
B-14土壌の種類 火山灰土壌 火山灰土壌 火山灰土壌
B-20畝の高さ 平畦立て(7〜8cm) 平畦立て(7〜8cm) 平畦立て(7〜8cm)
B-21畝の条数 1畝3条 1畝3条 1畝3条
B-22畝幅 120cm 130cm 130cm
B-24播種様式・株間:条間 条間30cm 条間30cm 条間30cm
B-25前作 小麦 - -
C-01作業分類 施肥・播種 施肥・播種 施肥・播種
C-02作業名 畦立て同時播種 畦立て施肥同時播種 畦立て施肥同時播種
C-03機械名 ナタネ畦立て同時播種機 ナタネ畦立て同時播種機 ナタネ畦立て同時播種機
トラクタ代かきハロー播種ユニット トラクタ代かきハロー播種ユニット セミクローラトラクタ代かきハロー播種ユニット
C-04機械製造メーカー (株)クボタ松山(株)スライドロール式改良型 (株)クボタ(株)クボタスライドロール式改良型 (株)クボタ(株)クボタスライドロール式改良型
C-05機械型式 GL46HR240RX-U 6ユニット GL46HR2600RX-U 6ユニット KL34HR2600RX-U 6ユニット
C-06機械の主要諸元 33.9kW耕幅240cmスライドロール式改良型 33.9kW耕幅260cmスライドロール式改良型+電動コントローラ 25.0kW耕幅260cmスライドロール式改良型+電動コントローラ
C-07作業幅 240cm(畦幅120cm×2畦) 260cm(畦幅130cm×2畦) 260cm(畦幅130cm×2畦)
C-08有効作業幅 240cm(畦幅120cm×2畦) 260cm(畦幅130cm×2畦) 260cm(畦幅130cm×2畦)
C-09作業速度 2.0km/h 1.9km/h 1.8km/h
C-11圃場作業量 - 27.0a/h 33.3a/h
C-12圃場作業効率 - 61.2% 70.9%
C-13総作業面積 - 26a 13a
C-14総作業時間 - 57.6分 23.8分
C-16 うち機械調整 - 5.2分 3.6分
C-17 うち旋回作業・移動時間・補給時間 - 17.2分 3.3分(枕地作業を省略)
C-20作業人員 1人 1人 1人
C-21燃料の種類 軽油 軽油 軽油
C-23使用資材名 種子 種子、肥料 種子、肥料
C-24使用資材量 種子500g/10a 種子575g/10a、肥料60kg/10a 種子540g/10a、肥料60kg/10a
C-31被験者性別
D-01作業精度 供試したナタネの畦立て同時播種機は、耕幅240cmの代かきハロ−を用いることで、畦幅120cmで1畦3条播き、条間は30cmとする場合に、一工程で2畦の施肥同時播種が可能であり、畦高さは7〜8cm、畦間サブソイラは約10cmの深さで施工できた。 作業速度は概ね2.0km/hで、播種量は播種ロールを改良することで約500g/10aの極少量播種が可能であった。 推定苗立ち率は、65%以上と高く、農家慣行区の37%を30ポイント前後上回った。
越冬株率は97.7%と高く、農家慣行区の92.2%に優った。 坪刈り収量および全刈り収量とも畦立て播種による増収効果がみられ、農家慣行区対比で、それぞれ114%および127%であった。 容積重、千粒重、外観品質については、農家慣行区と同等であった。
供試したナタネの畦立て同時播種機は、耕幅260cmの代かきハロ−を用いることで、畦幅130cmで1畦3条播き、条間は30cmとする場合に、一工程で2畦の施肥同時播種が可能であり、畦高さは7〜8cm、畦間サブソイラは約10cmの深さで施工できた。 作業速度は1.9km/hで、播種量は、播種ロールの改良と電動コントロールユニットを組み合わせることで575g/10aの極少量播種が可能であった。 推定苗立ち率は、82%と高かった。
子実重は200kg/10a以上が確保されたが、容積重、千粒重、外観品質については、慣行区と同等であった。
供試したナタネの畦立て同時播種機は、耕幅260cmの代かきハロ−を用いることで、畦幅130cmで1畦3条播き、条間は30cmとする場合に、一工程で2畦の施肥同時播種が可能であり、畦高さは7〜8cm、畦間サブソイラは約10cmの深さで施工できた。 作業速度は1.8km/hで、播種量は、播種ロールの改良と電動コントロールユニットを組み合わせることで540g/10aの極少量播種が可能であった。
D-02原報告 平成22年度東北農業試験研究成績・計画概要集−作業技術 平成23年度東北農業試験研究成績・計画概要集−作業技術 -