地域複合経営の現場を体験する (二毛作、三毛作による水田の高度利用)
地力の維持と病害対策
 耕種と畜産簡での藁と堆肥の交換は、地域複合経営の前提条件といえます。それは、また耕種農家にとって地力維持の前提です。
 写真は25年ほど前から稼動している堆肥乾燥施設ですが、乳牛60頭を飼育する農家の個人所有です。最近、共同利用の乾燥施設も出来ています。現地視察で訪れる予定です。
 根内共生菌による有害菌の感染防止というような対策が効果をあげていますが、基本的な地力維持が前提です。堆肥だけではなく、深耕・緑肥作物等のすきこみなど、地力維持のための作業の実際についても、現地視察での課題となりましょう。
あわじ島農協『地域営農指導計画書』から