地域複合経営の現場を体験する (二毛作、三毛作による水田の高度利用)
三原地区へは、平成12年度春季大会の現地見学会で訪れています。下の写真は、そのときの1シーンです。右の写真には早稲、中手、晩生にかかわる作業を同時にカメラに収めています。地元の人でも、このタイミングの写真はなかなかということです。今回の計画では時期が些か遅きに過ぎ、このシーンには、残念ながら。
右下の表は、1町2反の経営における12区画によるローテーションのモデルです(『あわじ島農協『地域営農指導計画書』による)。云うまでもなく植付け(△)と収穫(◎)の労働ピークを崩すように配置されています。なお、1番から4番示されているSORGUMは緑肥作物で、そのまますき込みます。
耕種だけでなく、畜産により担保される堆肥による地力維持、そして、各種施設の整備、推進体制等々のバランスが要求されるところです。右の図は地域複合営農の基本を表しています。
作付けローテーションと複合の力桶