2001(平成13)年度 秋季大会

シンポジウム -農作業改善のための作業空間デザインを考える-

開催地

奈良県農業技術センターおよび吉野郡西吉野村周辺

協 賛

奈良県農業技術センター

 

開催趣旨

 奈良県南部は、カキをはじめウメ、ナシなどの果樹振興センター果樹栽培がさかんで、国営農地造成事業により規模拡大もすすみ、全国でも有数の果樹産地が形成されています。また、農業後継者も多く現在は活気に満ちた産地といえますが、今後、さらなる発展を期待するためには、働きやすい労働環境を整えることが必要になっています。従来より、農業においては危険な仕事やきつい仕事、汚い仕事は家族の我慢で乗りきってきた経緯があります。しかし、これからの農業には優秀な労働力が快適に働ける環境を整える経営力が求められます。そこで、本大会は、果樹栽培を中心とした農業労働における圃場デザインについて検討し、快適労働環境を追求しようとするものです。

 

開催日・日程

2001(平成13)年 11月15(木)~16日(金)

見学会 11月15(木)
 13:00~18:00
集合場所:
近鉄橿原神宮前駅中央出口前
12:30~13:00 受付
見学場所:
見学会終了後、近鉄橿原神宮前駅にて解散します。
懇親会 11月15(木)
 18:30~20:30
橿原オークホテル
シンポジウム 11月16日(金)
 9:00~12:30
奈良県農業技術センター 農業交流館

農作業改善のための作業空間デザインを考える

挨 拶: 日本農作業学会 会長 塩谷 哲夫
      奈良県農業技術センター 所長 長村 智司
基調講演: 「果実生産における省力栽培」 東京大学大学院農学生命科学研究科附属農場二宮果樹園 助教授 八巻 良和
話題提供:
  1. 「奈良県の果樹産地における労働面から見た発展過程」 奈良県農業技術センター 専門技術員 岡本 一宏
  2. 「園内道導入による傾斜果樹園の作業改善」 近畿中国四国農業研究センター 主任研究官 角川 修
  3. 「平棚を利用したカキの低樹高栽培」 福岡農業総合試験場 落葉果樹研究室 室長 林 公彦
  4. 「夏秋ナスの草姿管理と農薬散布作業」 奈良県農業技術センター 環境保全担当 総括研究員 谷川 元一
  5. 「ユニバーサルデザインとフェイルセイフの概念を基軸とした圃場デザイン」 奈良県農技セ果樹振興センター 総括研究員 前川 寛之
総合討論: 
司会: 近畿中国四国農業研究センター 研究室長 猪之奥 康治・
     生物系特定産業技術研究推進機構 安全人間工学研究室 主任研究員 石川 文武
所内案内 シンポジウム終了後、希望者があれば奈良県農業技術センター内を案内します。

写真

果樹振興センター

写真

カキのネット仕立て(果樹振興センター)

 

実行委員会

委員長 川島 信彦 (奈良県農業技術センター
委 員 黒住 徹  (奈良県農業技術センター
井上 雅央 (果樹振興センター
稲村 和子 (JA奈良県
角山 美穂 (奈良県農業技術センター
谷川 元一 (奈良県農業技術センター
浜崎 貞弘 (果樹振興センター
前川 寛之 (果樹振興センター
事務局
(問い合わせ先)
奈良県果樹振興センター E-mail
〒637-0105 奈良県吉野郡西吉野村湯塩1345
Tel: 07472-4-0061  Fax: 07472-4-0063

 

大会参加費等

シンポジウム:  2,000円
見学会      3,000円
懇親会:      5,000円

 

交通のご案内

 

宿泊のご案内

宿泊施設は、各自で予約を取られるようお願いします。なお、周辺(橿原市)のホテル(電話(0744局)・宿泊料(素泊まり)・場所)を紹介します。

  • ビジネス観光ホテル河合 北八木町1-3 23-7777 4,500円~ 近鉄八木駅徒歩10分
  • 観光ビジネスホテルあかね 久米町569 27-1933 6,500円~ 近鉄橿原神宮前駅徒歩1分
  • 大和橿原シティホテル 八木町1-8 23-5151 6,600円~ 近鉄八木西口駅徒歩3分
  • 橿原オークホテル 久米町905 23-2525 6,800円~ 近鉄橿原神宮前駅徒歩1分
  • 橿原タウンホテル 兵部町6-25 24-2211 7,100円~ 近鉄八木西口駅徒歩7分
  • 橿原ロイヤルホテル 久米町652 28-1511 10,000円~ 近鉄橿原神宮前駅徒歩1分

 

申込み方法

学会誌の申込書に記入して、果樹振興センター宛お送りください。(郵送、Fax)

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