日本農作業学会誌和文原稿執筆要領

  1. 原稿は日本農作業学会学会誌のウェブサイト(http://www.jsfwr.org/journal/)よりダウンロードした所定の 原稿送状ファイル 及び 書式テンプレートファイル を使用して作成する.その他の様式を希望する場合は,編集委員会と相談する.
  2. 原稿送状には,発送年月日,原稿の種類,和文・英文の別,原稿の表題(日本語及び英語),略表題(日本語または英語),著者名(日本語及び英語),所属(日本語及び英語),Corresponding author及び連絡先(日本語及び英語),著者負担金請求先,原稿の枚数(本文,表,図,写真別,カラー印刷の有無),別刷り希望部数,その他連絡事項を記載する.なお,所属の記載方法は以下の通りとする.
    • 1) 独立行政法人,国立大学法人は記載しない.
    • 2) 大学名の後には研究科名,学部名もしくはセンター名等を記載する.
    • 3) 試験場は必要に応じ,所属する部等の名称もしくは研究所名等を記載する.
    • 4) 企業は所属する部等の名称もしくは研究所名等を記載する.
  3. チェックリスト」を日本農作業学会学会誌のウェブサイト(http://www.jsfwr.org/journal/)よりダウンロードして,表記や体裁の確認を行う.
  4. 研究論文,研究報文にあっては,要旨, Abstractおよび日本語と英語のキーワード(Key Words)を付ける.要旨は600字以内,1段落で記載し,Abstractは300語以内,1段落で記載する.日本語キーワードは5語以内で五十音順に「,」で区切って記載し,Key Wordsは5語以内でアルファベット順に「,」で区切って記載する.一般名詞は全て小文字を使用する.
  5. 研究論文または研究報文の本文は,原則として次の構成順に記載する.この書式に従わない場合は,編集委員会より理由書の提出をもとめることがある.
    要旨,キーワード,1.緒言, 2.材料および方法,3.結果,4.考察(3.結果および考察としてもよい),謝辞(記載する場合),引用文献,Abstract,Key Words.
  6. 英文(Key Wordsを含む)は,英文添削業者による翻訳または添削を受け,電子化した証明書を提出する.
  7. 研究論文,研究報文にあっては,第1報,第2報のような連報形式の構成は極力避け,単報とすることが望ましい.やむを得ず連報形式にする場合は,第1報の原稿に全体の構成を記すと共に,連報形式にする理由と全体の構成がわかる資料を添えて,理由書を編集委員会へ提出する.
  8. 原稿書式の本文は次のように書く.
    • 1) 「である」調,口語文とする.
    • 2) 句読点には「,」「.」を使用する.
    • 3) 句読点,かっこ,記号等は全角とする(1字分として扱う).ただし,英文はすべて半角とする.
    • 4) 英数字およびハイフンは半角を使用する.(例:22.4,NaCl,FAO,K,20-25)
    • 5) 見出し番号は次の順序による.
      1.,2.,3.,・・・, 1), 2), 3),・・・,(1),(2),(3),・・・,①,②,③,・・・
    • 6) 1.,2.,3.,・・・で始まる見出しの項は,その上の1行を空ける.
    • 7) 農作業学用語集に収録された学術用語については,その表記を使用する.
    • 8) 本文枠外に,図表の挿入位置の指示を入れる.
  9. 図表は次のように書く.
    • 1) 図(写真を含む)・表は1枚ごとに別紙とし,その大きさは周囲に30mmずつの余白をとったA4用紙内寸を限度とする.
    • 2) 図表には番号と表題を付す.図表番号は図1,表1とし,第1図,第1表とはしない.
    • 3) 使用フォントは指定しないが,ゴシック体及びサンセリフ(Arial,Helvetica等)を基本とする.
    • 4) モノクロで印刷する図表(写真を含む)はモノクロで提出する.
    • 5) 刷り上がりの大きさA)一段(約7cm)またはB)通し(14.5cm)の指定を右上隅に入れる.
    • 6) 図表の並べ方は,先に表を置き(表1,表2,・・・),次いで図(図1,図2・・・)を置く.
  10. 引用文献は次のように書く.
    • 1) 項目は本文で引用する「引用文献」のみとし,原則として「参考文献」は使わない.
    • 2) 本文中で文献を引用する場合は,通し番号を肩カッコに書く方式ではなく,(日本ら2050,日本・本州2051,日本2052, Nihon et al. 2050, Nihon and Honshu 2051, Nihon 2052)のように書き,引用文献リストではアルファベット順に並べる.その際,同一筆頭者による複数の文献を引用する場合は年代の古い順に並べ,また同一筆頭者による同一年における複数の文献を引用する場合は,(日本ら2050a),(日本ら2050b)のように書く.
    • 3) 引用文献の記述例
    • ①雑誌の引用例:日本太郎・本州花子・九州三郎(2050):RMR を利用した農作業負担の軽減,農作業研究88(1);100-110.
      Nihon, T. J., Honshu, H., Kyushu, S. K. (2050): Improvement in field capacity with the use of autonomous tractors, Japanese Journal of Farm Work Research 88(1); 100-110.
    • ②著書の引用例:日本太郎・本州花子・九州三郎(2050):RMR を利用した農作業負担の軽減,日本農作業学会編,農作業学,農林統計協会,東京,pp. 100-110.
    • ③HPの引用例:農林水産省(2013):平成24年度産そばの作付面積及び収穫量,http://www.maff.go.jp/j/tokei/sokuhou/syukaku_soba_12/index.html(2013年2月10日閲覧).
  11. 物質量等の単位,統計,注記の表現に関する注意事項
    • 1) 物質量や成分含有率の記述例(原則として単位中に物質名を書かない)
    • ①施肥量など:P2O5成分施肥量を○○ g m-2 とした.CO2発生量は○○ g m-2 d-1であった.
      ②成分含有率:C成分含有率は○○ g g-1 であった.
    • 2) 統計量の記述(特段の定義なしで用いる例)
    • ①有意水準は小文字pのイタリック体:p < 0.05
      ②決定係数は大文字Rのイタリック体:R2 = 0.997
      ③相関係数は小文字rのイタリック体:r = 0.528
      ④標本数は小文字nのイタリック体:n = 25
    • 3) 表中や図中で数字や文字につける注釈(べき乗との混乱を防ぐための片括弧)
    • ①表中や図中:10.21) ab2)
      ②欄外の表記例:1) 平均値. 2) ○○の多重比較検定により異記号間で5%水準で有意差あり.

  • 附則  本要領は令和3年11月22日より施行する.

 

改定略歴

  • 昭和40(1965)年2月23日 施行: 日本農作業研究会会報投稿規程 執筆要領
  • 昭和61(1986)年4月1日 施行: 日本農作業学会会報投稿規程 執筆要領
  • 平成8(1996)年3月1日 施行: 日本農作業学会誌投稿規程 執筆要領
  • 平成14(2002)年4月20日 一部改定: 和文原著論文の英文Summaryに対する英文添削業者等の添削を義務化
  • 平成25(2013)年4月1日 施行: 日本農作業学会誌和文原稿執筆要領
  • 平成26(2014)年4月1日 一部改定:(1条)ウェブサイトURLを変更し,所定様式以外の対応を追記,(2条)所属の現旧およびセンター化を削除,(3条)刷り上がりページ数に係る旧条文を削除し,「チェックリスト」の使用を新設,(4条)旧投稿規程5条および旧4条8項の一部を本条に融合,(5条)旧4条8項の本文構成に係る条項を厳格化し本条に移動,(6条)旧投稿規程9条を本条に移動,(7条)旧投稿規程6条を一部改定し本条に移動,(8条)旧4条1~7項を移動し旧8項を削除し,図表の挿入位置指示を8項に追記,(9条)一部改定した旧5条1~4項を移動し,刷り上がり大きさ指定と図表の並べ順を5・6項を追記,(10条)旧6条を一部改定して移動
  • 令和3(2021)年11月22日 一部改定:(10条)英文誌の引用および引用文献の記述例を追記.(11条)物質量等の単位,統計,注記の表現に関する注意事項の追加.

 

書式テンプレートファイル

  • Word用書式テンプレートファイル word テンプレート (23KB)
このページのトップへ