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環境問題研究助成募集

主 催: (財)日本生命財団

応募期間: 2006(平成18)年2月6日(月)~4月17日(月)(消印有効)

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第77回日本農学大会

主 催: 日本農学会

会 場: 東京大学山上会館

日 時:  2006(平成18)年4月5日(水) 10:00~

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研究者情報発信活動推進モデル事業「モデル開発」

平成18年度の募集

募集機関: (独)科学技術振興機構

募集期間: 2006(平成18) 年1月16日(月)~2月10日(金)(必着)

趣 旨:
研究者情報発信活動推進モデル事業は、大学等の研究者と国民とが双方向のコミュニケーションを図る機会を充実し、研究者と国民とが科学技術に関して相互理 解を促進することを目的とするもので、研究者自身による優れたアウトリーチ活動(※)の支援策として、「モデル開発」を行います。即ち、大学等の研究者自 身が行うアウトリーチ活動について「アウトリーチ活動として想定されるプロトタイプ手法」の提案を公募し、手法開発とこれを用いた実践活動の評価を行うこ とによって、プロトタイプモデルの確立を目指すものです。モデルの開発やその普及を通じて、研究者のアウトリーチ活動の促進やアウトリーチ活動を行う人材 の育成に寄与することが期待されます。今回は、平成18年度の新規モデル開発課題の募集を行うとともに、合わせて平成17年度採択課題の継続審査も行います。 なお、本事業の実施については平成18年度政府予算の成立を前提としています。

(※)アウトリーチ活動 (科学技術・学術審議会 基本計画特別委員会「第3期科学技術基本計画の重要政策(中間とりまとめ)(平成17年4月8日)」より引用):
国民の研究活動・科学技術への興味や関心を高め、かつ国民との双方向的な対話を通じて国民のニーズを研究者が共有するため、研究者自身が国民一般に対して行う双方向的なコミュニケーション活動

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第37回(平成18年度)三菱財団自然科学研究助成募集

主 催: (財)三菱財団

募集期間: 2006(平成18) 年1月6日(金)~2月3日(金)(期間内必着)

助成の趣旨:
近年の自然科学の進歩はめざましく、各学問分野の研究の深化はもとより、分野間の相互作用 によりつぎつぎに新たな研究領域が誕生しつつあります。
このような状況のもとで本事業は、これらの科学・技術の基礎となる独創的かつ先駆的研究とともに、既成の分野にとらわれず、すぐれた着想で新しい領域を開拓する萌芽的研究に期待して助成を行ないます。
自然科学のすべての分野(注)にかゝわる、すぐれて独創的な研究を助成の対象と致します。
さらに複数の分野にまたがる新しい現象を模索する実験・理論や、環境問題の基礎的研究も対象と致します。
なお、この助成金は研究達成のため十分に活用できるよう、その使途をとくに制限致しません。

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藤原賞受賞候補者募集

主 催:  (財)藤原科学財団

賞の対象:  我が国の国籍を持ち(日本在住)、科学技術(自然科学分野に属する基礎科学及び応用科学)の発展に卓越した貢献をされた科学者

応募締切: 2006(平成18)年1月31日(火)(必着)

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『第1回バイオマス科学会議』開催と発表募集

開催日: 2006(平成18)年1月17日(火)・18日(水)

会 場: 東京大学安田講堂山上会館(懇親会場)

参加費: 16,000円(協賛学協会員価格)

発表申込: 発表申込受付は終了しました

主 催: 日本エネルギー学会 バイオマス部会

協 賛: 日本農学会 ほか

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環境省『地球環境研究総合推進費』18年度新規研究課題公募

主 催: 環境省地球環境局研究調査室

募集期間: 2005(平成17) 年10月14日(金)~11月30日(水)

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教員公募(東北芸術工科大学)

募集職位: 教授または助教授

専門分野: 植物生態学

主たる担当科目: 植物生態学に関する講義、ランドスケープ演習

応募期限: 2005(平成17) 年11月15日(火)(必着)

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教員公募(秋田県立大学木材高度加工研究所)

募集職位: 教授または助教授

専門分野: 木質系を対象とする材料の開発またはその応用に関する研究分野

主たる担当科目: 採用予定者の専門を考慮して決定

応募期限: 2005(平成17) 年11月7日(月)(必着)

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関東支部会「GISの農業利用はどこまで進んだか」

本学会関東支部は、農業機械学会と共催で支部会を開催することになりましたので、奮ってご参加いただきますようお願いいたします

開催日:2005(平成17)年11月4日(金) 13:00~16:30

会 場: (独)農業・生物系特定産業技術研究機構 生物系特定産業技術研究支援センター

参加費: 3,000円(学生:1,000円) 資料代含む(当日、会場でお支払いください)

申込締切: 2005(平成17)年10月28日(金)

主 催: 農業機械学会関東支部・日本農作業学会関東支部

開催趣旨:
政府をあげて取組むIT化戦略のもと、各分野でGIS(地理情報システム)の利用が広がりつつあります。インターネットやIT関連技術の急速な進展により、一般の人へも次第に浸透しつつあります。そこで、農業分野での利用の現状と課題、農業機械学が果たすべき役割について考えるセミナーを企画しました。今後の会員の皆様の活動に有益な情報を提供することができればと期待しています。

プログラム・話題提供者:
13:00~  受 付
13:20~  開 会
13:30~14:10  1)GISの戦略的活用による地域営農支援
             (日本ユニシステム(株) 農業システム部長 小澤 克己)
14:10~14:50  2)ダイナミックGISによる農業DBの構築 
             (茨城大学農学部 地域環境科学科 農業情報学研究室 教授 塩 光輝)
14:50~15:10  コーヒーブレーク
15:10~15:50  3)農業農村におけるRS・GISの現状とその方向性について 
             ((株)パスコ コンサルタント事業部 環境情報部 専門課長 三谷 歩)
15:50~16:30  総合討論
16:30    閉 会

→詳細は関東支部会 をご覧願います

 

シンポジウム「モンスーン・アジアの農業とフード・セキュリティー」

開催日: 2005(平成17)年11月3日() 14:00~17:35

会 場: 東京大学弥生講堂

定 員: 300名(事前登録制

参加費: 無料

主 催: (独)農業環境技術研究所

共 催: 東京大学大学院農学生命科学研究科(財)農学会(財)日本環境財団環境文化創造研究所

後 援: 国際水田・水環境工学会(PAWEES)日本農学会

協 賛: 日本農作業学会、他

企画協力: ワールドウオッチ・ジャパン

開催趣旨:
人口問題、環境問題、食糧問題、エネルギー問題、資源問題などの地球規模での問題は人類が解決しなければならない21世紀の大きな課題である。ローマ・クラブの「成長の限界」を嚆矢として数多くの警鐘が発せられ、そして様々な努力によって解決が試みられてきた。しかし、それら問題は今後一層深刻化することが予想されている。

食糧問題についてつとに警告を発していたレスター・ブラウンは「人類の生産活動が、地球の自然システムの限界を超えつつある」(Outgrowing the Earth)との認識のもとに、このまま進めば、世界のフード・セキュリティーは遠からず崩壊するであろうと近著「フード・セキュリティー」で改めて警鐘を鳴らしている。フード・セキュリティーを確保するためには、と彼は述べていわく、1)アフリカのHIV/エイズの流行に歯止めをかける、2)一人当たりの農地の減少に歯止めをかける、3)中国の砂漠化を防止する、4)過耕起による土壌侵食を防止する、5)温暖化を防止する、6)地下水の過剰な揚水や河川からの過大な取水を抑制する、7)工業化や都市化による農業用水や農地の転用を規制することである。

このシンポジウムでは、フード・セキュリティーについて多角的に議論し、人類社会が持続可能な発展を遂げうるためにモンスーン・アジアの農業に期待される役割や内在する課題に対して、日本の農学・農業技術は何をなしうるかを考える。

プログラム:
14:00-14:05 主催者挨拶(農業環境技術研究所 理事長 佐藤洋平)
14:05-15:05 基調講演(逐次通訳付き):フード・セキュリティー  レスター・ブラウン(アース・ポリシー研究所長)
15:05-15:20 休憩
15:20-17:00 パネルディスカッション
   コーディネーター:  小山 修 (国際農林水産業研究センター
   パネリスト: レスター・ブラウン
           上沢正志(農業環境技術研究所)
           新藤純子(農業環境技術研究所)
           川島博之(東京大学大学院農学生命科学研究科)
           渡邉紹裕(人間文化研究機構総合地球環境学研究所
           根本圭介(東京大学大学院農学生命科学研究科)
17:00-17:30 フロアーとのディスカッション
17:30-17:35 閉会挨拶((財)農学会)
17:35-19:00 懇親会(弥生講堂エントランスホール)

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朝日新聞社「明日への環境賞」公募

賞の対象: 環境保全に貢献する実践活動(NGOや自治体などの活動、著作や映像を含む)

応募期限: 2005(平成17)年10月20日(木)(必着)

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平成17年度日本農学会シンポジウム

統一テーマ: 「遺伝子組換え作物研究の現状と課題」

開催日: 2005(平成17)年10月15日() 10:00~

会 場: 東京大学弥生講堂

後 援: 東京大学大学院農学生命科学研究科(財)農学会

主な対象: 大学院生、若手研究者(一般公開)

定 員: 300名(先着順)

参加費: 無料(講演要旨別売:600円)

内 容:
遺伝子組換え作物研究については、社会的に十分に理解されていないだけではなく、 農学分野の研究者間でも正確な情報を共有できていない状況にある。

ゲノム研究の成果を農業に反映させる技術の一つでもある遺伝子組換え作物の作出に関する研究の現状と課題について、 様々な立場や考えの研究者による講演と今後の農学の担い手である若手研究者と講演者との討論を通じて、 多様な分野の研究者が情報を共有し、その上にたっての議論と研究を進展させる機会を提供することを目的とする。

プログラム:

  1. 趣旨説明: 日本農学会会長
  2. 遺伝子組換え研究の社会への貢献
     ・遺伝子組換え技術が作物の品種改良に及ぼす影響 (北海道大学 喜多村 啓介)
     ・健康機能性を付与した遺伝子組換え米の開発 (農業生物資源研究所 高岩 文雄)
  3. 遺伝子組換え作物の圃場試験と生態系への影響
     ・作物の生産性研究と遺伝子組換え作物の圃場試験 (東京大学 大杉 立)
     ・遺伝子組換え作物の非隔離栽培の生態系への影響 (大阪府立大学 山口 裕文)
  4. 遺伝子組換え作物の安全性評価
     ・遺伝子組換え作物の食品としての安全性 (国立医薬品食品衛生研究所 澤田 純一)
     ・遺伝子組換え作物の花粉飛散と自然交雑 (農業環境技術研究所 松尾 和人)
     ・遺伝子組換え作物の遺伝子拡散防止技術 (農業生物資源研究所 田部井 豊)

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ISO22000セミナー

【東京】
開催日:
 2005(平成17)年10月5日(水) 13:30~16:30(開場13:15)

会 場: コンファレンススクエアM+

【大阪】
開催日:
 2005(平成17)年11月21日(月) 13:30~16:30(開場13:15)

会 場: 大阪産業創造館

参加費: 1社2名まで10,000円(3名以上1人3,000円)

主 催: シー・アイ・ジャパン株式会社

内 容: ISO22000の概要・認証取得のメリット・認証登録の方法・規格の最新動向など

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2005(平成17)年度 中国・四国支部会シンポジウム」(確定版)

シンポジウム -地域特産野菜の生産支援と省力化技術-

中国・四国支部以外の会員も歓迎いたしますので、ふるってご参加いただきますようお願いします

開催日: 2005(平成17)年9月29日(木)・30日(金)

開催地: 香川県

共 催: 近畿中国四国農業試験研究推進会議

事務局: 〒765-0053 香川県善通寺市生野町2575
       近畿中国四国農業研究センター傾斜地基盤部機械施設研究室 大黒正道 Email
       Tel: 0877-63-8122, Fax: 0877-62-1130

開催趣旨:
近畿・中国・四国は、他地域に比べて大規模な野菜産地は少ないが、地域の特性を活かし、特徴ある多様な野菜生産が行われている。しかし、野菜産出額が10年間で約2割減少する等、野菜生産を取り巻く状況は厳しく、生産規模の拡大、生産・流通コストの削減等の構造改革により、地域間競争力のある産地体制の確立が必要とされている。そこで、現地の先進事例を視察し、生産支援や省力化による生産拡大や産地活性化の方策について検討する。また、今後推進すべき環境負荷の小さい地域特産野菜作の確立を図るため、局所施肥等高度な施肥技術の開発と施肥量低減効果について検討し、今後の研究展開方向を探る。

日 程:
9月29日(木) 現地見学
      12:20       JR高松駅前発(集合場所:バス乗場13~15番)
      13:00       JR坂出駅前発(集合場所:北出口)
      14:00~15:30 ブロッコリー産地の生産支援について(三豊郡豊中町)
                 JA香川県豊中本山支店での取り組み(営農経済課長:土井敬晴氏)
      16:00~16:50 レタスの畝立て局所施肥について(丸亀市)
                 香川県農業試験場開発機等の実演(香川県農業試験場担当者及び栽培農家:古市貞美氏)
      18:00~     情報交換会(ホテルニューフロンティア 高松市西の丸町14-7 TEL:087-851-1088)

9月30日(金) シンポジウム(ホテルニューフロンティア)
       9:00~ 9:15 挨拶 日本農作業学会中四国支部会長
                 近畿中国四国農業試験研究推進会議 作業技術部会長
                 香川県農業試験場長
       9:15~10:25 地域特産野菜の生産支援と省力化(座長:大黒正道)
       9:15~ 9:40 鳥取県における地域特産野菜生産作業の安全化・軽労化・快適化(鳥取大学農学部生物資源環境学科教授 唐橋需)
       9::45~10:10 香川県における生産支援の現状と課題 (香川県農政水産部農業経営課 主席専門指導員 糸川桂市)
      10:10~10:25 総合討議(大黒正道)
      10:25~10:40 <休 憩>
      10:40~12:00 野菜作における局所施肥等施肥技術の現状と課題(座長:亀井雅浩)
      10:40~11:10 野菜作における局所施肥技術の現状と課題
                  (中央農業総合研究センター土壌肥料部資材利用研究室室長 木村 武)
      11:10~11:20 近畿・中国・四国地域の野菜作における施肥技術の現状と課題(近畿中国四国農業研究センター機械作業研究室主任研究官 窪田 潤)
      11:20~12:00 総合討議(亀井雅浩)
      12:00       解散

参加費: 8,000円内訳: 現地見学会費(バス代等): 2,000円
       情報交換会費: 4,000円
       シンポジウム参加費(資料代): 2,000円

その他: 宿泊については、各自で対応していただきますようお願いします

 

2005(平成17)年度(第27回)沖縄研究奨励賞」公募

(財)沖縄協会より案内が日本農学会を通じてありました

応募期間: 2005(平成17)年7月15日(金)~9月30日(金)

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2005(平成17)年度農学系JABEE研修会

開催日: 2005(平成17)年 8月6日()・7日(

会 場: 東京大学弥生講堂

申込締切: 2005(平成17)年7月29日(金)

主 催: 農業土木学会、農学会、森林・自然環境技術者教育会、日本生物工学会
協 賛: 砂防学会、日本芝草学会、日本造園学会、農業機械学会、農業施設学会、日本食品科学工学会、日本水産学会、日本水産工学会、日本農業気象学会、日本農業工学会、日本木材学会、日本生物環境調節学会、日本植物工場学会、日本地すべり学会、日本農芸化学会、日本家禽学会、日本畜産学会、日本植物病理学会、日本育種学会、日本作物学会、園芸学会、日本農業経済学会、日本国際地域開発学会、日本応用動物昆虫学会、日本農薬学会、システム農学会、日本緑化工学会、日本材料学会、日本食品工学会、日本農作業学会、日本森林学会

参加費: 5,000円(当日、現金で支払い)

懇親会費: 2,000円(当日、現金で支払い)

申込方法: 申込書および審査員登録票に必要事項を記入し、下記の担当学会にE-Mailで申込。

申込先:
・農業工学関連分野: 農業土木学会事務局 吉本・花塚Email
・農学一般水産系: 日本水産学会事務局 矢村絹子Email
・農学一般造園系: 日本造園学会JABEE委員会 古谷勝則Email
・農学一般農芸化学系(生物化学系): 日本農芸化学会事務局 小梅枝正和Email
・農学一般その他(生物工学系、植物生産系、動物生産系、農業経済系、森林機能系など): 農学会事務局 森脇明子Email
・森林関連分野:森林・ 自然環境技術者教育会事務局 弘中義夫Email
・生物工学関連分野: 日本生物工学会事務局 岩永祐治Email

目 的:
農業土木学会、農学会、森林・自然環境技術者教育会、日本生物工学会は、日本技術者教育認定機構(JABEE)の幹事学協会としてそれぞれ、「農業工学関連分野」、「農学一般関連分野」、「森林および森林関連分野」、「生物工学および生物工学関連分野」の技術者教育プログラムの審査を担当してきました。4分野とも既に本審査が行われ、「農業工学関連分野」では昨年度に中間審査も行われました。このような状況を踏まえ、JABEEに対する農学関係者の一層の理解とJABEEプログラム修了者を受け入れる側の理解と協力を得るため、農学関係学協会が共同で研修会を開催することといたしました。多くの皆様の参加を期待しております。奮って、ご参加ください。

なお、本研修会はJABEE公認で、研修会の参加修了者はJABEE審査員候補者として登録され、本審査のオブザーバー参加を経て審査員の資格が得られます。

日 程:
2005年8月6日(
 9:00~       受付開始
10:00~10:10  開会の挨拶「田中忠次<?農業土木学会会長>」
10:10~10:20  オリエンテーション「渡部終五<農学一般>」
10:20~10:50  JABEEプログラム認定制度の概要「下村彰男<農学一般>」
10:50~12:10  JABEEプログラムの認定基準「後藤 章<農業工学>」
          (昼食)
13:10~14:30  プログラム自己点検書と実地審査「内田一徳<農業工学>」
14:30~15:50  審査経験者による報告「窪田順平<森林>」
          (休憩)
16:00~17:00  プログラム審査および認定方法「黒倉 寿<農学一般>」
17:00~18:00  質疑応答
18:00~       意見交換(懇親会)

2004年8月7日(
 9:00~ 9:40   生物工学関連分野の特徴「塩谷捨明<生物工学>」
 9:40~10:20  社会的な背景「久下善生<技術士会>」
10:20~11:00  外国の事例「落合芳博<農学一般>」
11:00~12:30頃 総合的な質疑応答「後藤 章、下村彰男、服部重昭、塩谷捨明」

2年以内にJABEEの審査を希望している方々は研修会に参加することをお奨めします

 

J-FARD & JIRCAS国際シンポジウム

アフリカ農林水産業の生産性向上を支える研究開発の展開方向-我が国の研究開発陣営は何ができるか-

開催日: 2005(平成17)年7月14日(木)・15日(金)

会 場: 国連大学 ウ・タント国際会議場

申込締切: 2005(平成17)年7月11日(月)

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食料・農業・農村政策審議会消費・安全分科会臨時委員募集

農林水産省消費・安全局より協力依頼の案内が日本農学会を通じてありました

募集締切: 2005(平成17)年6月30日(木)

→詳細は食料・農業・農村政策審議会消費・安全分科会臨時委員の募集について(プレスリリース)/食料・農業・農村政策審議会消費・安全分科会についてをご覧願います

 

日本学術会議主催公開講演会

科学におけるミスコンダクトの現状と対応策~科学者コミュニティの自律に向けて~」開催のお知らせ

日 時: 2005(平成17)年7月4日(月) 10:00~17:00

会 場: 日本学術会議 講堂

→詳細はこちらをご覧願います

 

シンポジウム 都市と農山村の共生による新しいライフスタイル

日 時: 2005(平成17)年6月25日() 13:00~17:00

会 場: 名古屋大学 野依記念学術交流館

主 催: 日本学術会議 農業総合科学研究連絡委員会

共 催: 日本学術会議 農業総合科学研究連絡委員会「都市・農山漁村パートナーシップ専門委員会」

後 援: 農林水産省東海農政局、愛知県、三重県、名古屋大学、三重大学、オーライ!ニッポン会議、全国水土里ネット、(財)都市農山漁村交流活性化機構

協 賛: 日本畜産学会、システム農学会、日本産業動物獣医学会、日本獣医公衆衛生学会、根研究会、農業土木学会、土壌物理学会、日本環境動物昆虫学会、日本農作業学会

趣  旨:
1960年代以降、急速な産業構造の変革にともなって、国内における食糧生産・人口構成・国民所得等に占める農業の地位は大きな変化を遂げてきました。近年、農業は食糧生産や農村社会の問題としてだけではなく、農業が自然保護や環境問題、農村文化、国民の憩いの場や教育の場として果たす役割が大変大きいと考えられるようになり、これまで進められてきた食料生産中心の農業・農村政策は見直されようとしています。

このような農業・農村政策の新しい流れは、多くの農村に居住している人々と、農業生産物と農村の文化や環境を現在享受し、今後享受しようとしている都市住民との相互の協力があるから可能になるのです。例えば、都市住民との「安全な」食料の需要・供給関係は、生産者と消費者の信頼関係がないところではなり立ちません。また、わが国の人々は古くから、水田にみのる黄金色の穂波に心をいやされ、青々と茂る山野の美しさに心を奪われてきました。農業や農村と都市はこのように深いつながりをもっています。農村と都市の連携によって、わが国の食料生産と風土や伝統文化を守り、農村と都市の新しいきずなを結ぶために、シンポジウムを企画しました。

プログラム:
司  会: 山内 章(名古屋大学大学院生命農学研究科生物資源学専攻教授)
開会挨拶: 塩見正衛(日本学術会議会員)
講  演:
座  長: 内藤善久(岩手大学農学部獣医学科教授)

「森林における様々なライフスタイル」 永田 信(東京大学教授・大学院農学生命科学研究科附属演習林長)
「食と緑が支える豊かなくらし」 林 錡(愛知県農業大学校長)
「素人たちが再生する山村の暮らしと農林業」 丹羽健司 (東海農政局統計部統計管理官、NPO法人都市と農山村交流スローライフセンター理事)
「心豊かな里作りによる都市住民との交流」高橋幸照(水土里ネット立梅用水事務局長)

討  論:
座  長: 成岡 市 (三重大学生物資源学部教授)
       石川文武(農業・生物系特定産業技術研究機構 生物系特定産業技術研究支援センター主任研究員)
コメント: 中川昭一郎(東京農業大学客員教授、元日本学術会議会員・第6部長)
       山下興亜(中部大学副学長、元日本学術会議会員・第6部長)
       渋川祥子(横浜国立大学名誉教授、聖徳大学教授)
閉会挨拶: 菅野 茂(日本学術会議会員)

→日本学術会議からのご案内

 

2005(平成17)年度科学技術振興調整費シンポジウム

知の大競争時代を先導する科学技術戦略

開催日: 2005(平成17)年6月22日(水)・23日(木)

会 場: 早稲田大学 井深大記念ホール

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第21回日本農業工学会シンポジウム

環境型持続的生物生産への挑戦

このシンポジウムは、本会が設営全般・話題提供に係わっておりますので、できるだけ多くの会員のご参加を期待しております

日 時: 2005(平成17)年5月13日(金) 13:30~17:00

会 場: 農業土木会館 6階大会議室 (Tel: 03-3436-3418)

参加費: 1,000円(資料代を含む)

主 催: 日本農業工学会

共 催: 日本学術会議 農業土木学研究連絡委員会
        日本学術会議 農業機械学研究連絡委員会
        日本学術会議 農業環境工学研究連絡委員会
        日本学術会議 農村計画学研究連絡委員会
        日本学術会議 農業総合科学研究連絡委員会

プログラム:
13:30 会長挨拶  会長 中野政詩
13:33 開会の辞  総合司会 理事 岩崎和己
13:35 「農業労働の継続的改善ツール」  生研センター 菊池 豊
14:05 「カバ-クロップを活用した持続的農業のデザイン」  茨城大 小松崎将一
14:35~14:50 休憩
14:50 「再生資源としてのナシの剪定枝の有効利用」  千葉大 飯本光雄
15:20 「食の安全・安心」政策とトレーサビリティシステム  農工研 池口厚男
15:50 総合討論  司会 日本農作業学会会長 坂井直樹
16:50 閉会の挨拶  副会長 真木太一
17:00 フェロー顕彰 授与式

主 旨:
食料自給率の低迷や産業構造としての弱体化が叫ばれる中で、日本農業を取り巻く情勢はますます厳しさを増しており、将来像が見えにくい状況になっています。一方、科学技術は細分化、精緻化される傾向を強めています。

これまでの私たちの関心は、ハード面の充実に偏重していたといっては言い過ぎでしょうか。ミスマッチも散見されます。必ずしも新鮮な言葉ではないのかもしれませんが、「ハード面とソフト面の融合」ということがいまほど必要とされている時代は従来なかったと考えます。例えば、作物や家畜の生産効率をひたすら指向するが故に、環境問題へのインパクトを生じてきたことも事実です。

有機農法や自然エネルギーを用いた環境に易しく安全な古来の農業が見直されています。農作業の手法や農業従事者の高齢化を総合的に捕らえ、今日の問題になっています食の安全を考えた生産と環境が求められます。よって、労働、作業、再生資源利用と食の安全・安心を念頭に消費者の立場になって、未来永劫にわたって日本農業が健全に如何に持続するかを議論しますので、下記の通りシンポジウムを開催致します。万障お繰り合わせの上ご参加下さい。

講演内容:

  1. 「農業労働の継続的改善ツール」  菊池 豊(生研センター)
    経済社会のグローバル化、規制緩和等により、生産組織形体も変化しつつあり、それに伴って労働環境の改善が求められております。一方、他産業において、労働者の安全衛生管理も法規準拠から包括的な自主対応に変化しつつあり、それに対応するチェックリストやマネジメントシステム等が注目され、導入が試みられております。そこで、国内の参加型改善ツールとその活用事例及び、国際的な開発動向について解説します。
  2. 「カバークロップを活用した持続的農業のデザイン」  小松崎将一(茨城大)
    単作化・専作化が進行するわが国の畑地利用において、カバ-クロップの導入は土壌を保全し、土壌有機物を確保し、土壌の生物相を多様化し、雑草植生を制御するなど多面的な効果が期待されています。ここではカバ-クロッップを活用した農作業システムについて、農業生産の持続性、地域環境保全、食の安全の確保などの点からそれらのメリットおよびデメリットを解説します。
  3. 「再生資源としてのナシの剪定枝の有効利用」  飯本光雄(千葉大)
    千葉大学園芸学部農場における木酢液の作物栽培への利用、炭を牛糞へ混入した堆肥化とその栽培利用など資源利用の事例を挙げて解説します。特に、ナシの剪定枝を炭釜で焼いて精製される木酢液と炭の有効利用としての事例を中心に紹介します。
  4. 「食の安全・安心」政策とトレーサビリティシステム  池口厚男(農工研)
    昨今、食品安全・安心のあり方が問題になっております。生産段階から消費者段階にわたる安全性の確保では資材対策、ハセップ(HACCP)消費者の安心・信頼確保に関しては、トレーサビリティ・システム(Traceability)が役割を担っております。生産履歴情報の獲得と利用の進展およびそれらに基づく営農が期待されており、行政での食の安全・安心政策とトレーサビリティ関連について検討します。

→こちらもご覧願います

 

農業機械学会シンポジウム

皆で開こう先進農業-日本の食・農・地域の新しい展開と技術革新-

日  時:  2005(平成17)年4月1日(金) 13:00~17:10

会  場: 東京農工大学

主  催: 農業機械学会

協  賛: 日本農作業学会

→詳細はこちらをご覧願います

 

100年先から見てみよう

バイオマス・廃棄物利用 新たな仕組みと将来

日  時: 2005(平成17)年3月24日(木) 9:30~17:10

会  場: 科学技術館サイエンスホール

主  催: 東京農工大学COE『新エネルギー・物質代謝と「生存科学」の構築』

協  賛: 日本農作業学会

参 加 費: 2,000円(資料代)

懇親会費: 3,500円
事前申込が必要です

→詳細はpdfをご覧願います

 

日本学術会議会長コメント

平成16年12月24日

このたび、理化学研究所の研究者による研究論文の改ざんが行われたことは、 大変残念です。

日本学術会議においては、「科学における不正行為とその防止」は重要な課題であると認識しており、平成15年6月24日、学術と社会常置委員会から、その防止のための対応策についての提言を行っています。

その中で、論文の改ざん、捏造等の不正行為は科学の健全な発展を阻害し、科学に対する社会的評価を損なうだけでなく、人々の生存、生活、福祉に重大な影響を与え、基本的人権や人間の尊厳を傷付けることにもなりかねません。科学における不正行為の防止は、科学者コミュニティが社会に対する説明責任を果たし、科学者が広く国民から評価され、尊敬される社会を築くために不可欠な、科学者が自ら解決すべき実践的課題であることを明らかにしています。

この提言を踏まえ、日本学術会議は、現在、「科学者の代表」として、社会と対話しつつ科学者コミュニティ内の議論を深め、不正行為の抑止と研究上の誠実さの確保に関する具体策の策定に向け、引き続き、鋭意審議を進めているところであり、このような不正行為の再発防止に向けて、早急に提言を取りまとめてまいりたいと考えています。

日本学術会議会長 黒川 清

【参考】
  pdf 対外報告「科学における不正行為とその防止について」(平成15年6月24日)

【問い合わせ先】
  日本学術会議事務局総務部庶務課文書係
                 電話:03-3403-1906(直通) Email

 

第13回微粒化シンポジウム 《微粒化技術の新しい展開》

主 催: 日本液体微粒化学会ほか

協 賛: 日本農作業学会ほか

開催日: 2004(平成16)年12月21日(火)~22日(水)

会 場: 日本大学 理工学部 駿河台校舎

講演申込: 終了しました

本学会員の方は、主催学会と同等の資格で参加することができます(参加費等は会員扱いになります)

→詳細はこちらをご覧願います

 

食の安全と自然環境との共存を目指す農業

アメリカ視察ツアー

企   画: (財)日本生態系協会

旅行期間: 2004年12月5日()~12月12日()、8日間

訪問都市: サンフランシスコ、サクラメント、ウイリアムズ、ナパ・バレー

旅行代金: 399,800円 (航空機エコノミークラス、ホテル2名様一室利用の場合のお一人様あたり料金)

申込締切: 終了しました

問合せ先: (財)日本生態系協会 国際部 TEL:03-3951-0244
日程表など詳細は本学会事務局にもございますので、必要な会員はこちらまでE-mailご連絡願います

→詳細はこちらをご覧願います

 

第2回日本学術会議農業機械学研究連絡委員会シンポジウム

企画趣旨: 標記連絡委員会および専門委員会では、農業機械・施設・その利用技術の学術分野において、下記の3技術体系と2評価基準体系の接合と、学術分野の現代の危機的諸相への文脈化を目指して、広範な学術分野の協力を得ながら新たなパラダイム構築を進めている。

① 伝統技術(1960年以前ー江戸期、畜力、人力農具)② 従来技術(小規模稲作一貫機械化技術、欧米型畑作機械化技術)③ 先端技術(1990以降、大型稲作一貫体系技術、IT農業、精密農業)

評価基準体系A: 生産性、品質、コスト、効率性、快適性評価基準体系B: 生物多様性保全・修復、環境負荷低減、食の安全性、予防原則、資源循環

本年7月9日にシリーズ第1回のシンポジウム「農業機械・施設・利用技術の『人類技術史』への文脈化と接合」を開催し、考古学、歴史学、農業技術史の学術分野からの参加を得て大きな成果を収めた。第2回目の企画として、生物多様性保全・修復および持続的発展のための環境教育の実践をテーマの下記の要領で、シンポジウムを提案する。

主 催: 農業機械学研究連絡委員会、農業機械学研究連絡委員会農業機械・施設・利用技術の状況への文脈化と接合専門委員会

共 催: 農業機械学会、日本農作業学会、農業施設学会(依頼中)

後 援: FAO日本事務所

日 時: 2004年11月26日(金) 13:00~17:00

会 場: 日本学術会議大会議室

次 第:13:00-13:10 シンポジウム開催に当たって (東京大学農学生命科学研究科教授大下誠一)
13:00-13:20 農業機械・施設・利用技術の目指すもの (東京農工大学農学部長笹尾 彰)
13:20-14:00 1.生物多様性保全・生態系修復の理念と実践 (東京大学農学生命科学研究科教授 鷲谷いづみ)
14:00-14:40 2.環境教育のための自然学校-地域との協働-(仮) (NPO法人北海道自然学校NEOS理事長 高木晴光)
15:00-16:00 パネル討論 (司会 大下誠一)
閉会挨拶      笹尾 彰

問合せ先: 農業機械学研究連絡委員会 東京農工大学 酒井憲司Tel:042-367-5755 E-mail

 

第15回SHITAシンポジウム 植物工場関連の最新トピックス

開催日時:  2004年11月20日() 9:40~16:55(講演会)17:10~18:40分(懇親会)

講演会場: 東京大学弥生講堂

懇親会場: 学士会分館(東大赤門近く)

主   催: 日本植物工場学会(SHITA)

プログラム:

  1. 「ホウレンソウ及びモデル植物細胞膜の水透過性」(大下誠一 東京大学大学院農学生命科学研究科教授)
  2. 「知的財産権と権利擁護について」(東海祐作 萬有製薬(株)経営企画室知的財産グループリーダー)
  3. 「多彩な薔薇の花色起源とまだ見ぬ青い薔薇」 (上田善弘 千葉大学環境健康フィールド科学センター助教授)
  4. 「大学実験室から青色発光ダイオードが生まれるまで」(天野 浩 名城大学理工学部教授)
  5. 「コケを用いたソイルレス緑化技術」(村瀬治比古 大阪府立大学大学院農学生命科学研究科教授)
  6. 「植物工場運営実態の最新レポート」(小倉東一 植物工場普及振興会、(株)M式水耕研究所企画室長)
  7. 「食の安全と健康志向に向けてのトレーサビリティ」(金本繁晴 (株)サタケ常務執行役員技術長)
  8. 「ユニバーサルデザインと植物工場」(村上 存 東京大学大学院工学系研究科助教授)

→詳細はこちらをご覧願います

 

世界お茶まつり2004

テーマ: 「O-CHAは世界語」

開催日: 2004(平成16)年11月2日(火)~7日(

会 場: グランシップツインメッセ静岡

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2004年国際O-CHA学術会議

開催日: 2004(平成16)年11月4日(木)~6日(

会 場: 静岡県コンベンションアーツセンター「グランシップ」

参加登録料:  2004年6月30日まで 25,000円(学生10,000円)
          2004年7月1日以降 28,000円(学生12,000円)
          同伴者 10,000円
(参加登録料には、シンポジウム、プログラム、アブストラクト、プロシーディングス、ウエルカムパーティーなどの料金が含まれます。フェアウエルパーティー代(5,000円)、宿泊代、食事代は含まれません)

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第6回エコバランス国際会議

テーマ: ライフサイクル思考に基づくエコバランスツールの育成と体系化

開催日: 2004(平成16)年10月25日(月)~27日(水)

会 場:  つくば国際会議場 「エポカルつくば」

→詳細はこちらをご覧願います

 

平成17年度笹川科学研究助成募集

財団法人日本科学協会では平成17年度笹川科学研究助成について、9月1日から10月15日の期間で募集を受け付けております

→詳細はこちらをご覧願います

 

ISMAB 2004

The 2nd International Symposium on Machinery and Mechatronics for Agriculture and Bio-systems Engineering (ISMAB2004, Japan)

Place: Kobe University (Kobe City)

Duration: Sept. 21-23, 2004

Tentative Schedule:
Day 1st : Opening session & Reports of general sessions
Day 2nd: General sessions (poster) & Organized sessions (oral)
Day 3rd: Technical visit & Excursion to local town

2nd announcement & Call for papers: July, 2003

→詳細はこちらをご覧願います

 

平成17年度科学技術分野の文部科学大臣表彰

「科学技術賞及び若手科学者賞」受賞候補の推薦

このことについて推薦がある場合は、所定の書式で8月31日までに申請してください

→各賞の名称、内容、表彰件数についてはこちらをご参照願います

なお、書式は事務局にありますので、必要な方はEmailにご連絡願います

 

日本学術会議農業機械学研究連絡委員会等主催シンポジウム

農業機械・施設・利用技術の「人類技術史」への文脈化と接合

日 時: 2004(平成16)年7月9日(金) 13:00~17:00

会 場: 日本学術会議大会議室

→詳細はこちらをご覧願います

 

日本農学アカデミー第6回シンポジウム

「都市民のための「農」の多面的展開」

開催日: 2004(平成16)年6月5日 () 13:30~16:30

会 場: 東京農業大学 世田谷キャンパス メディアホール(1号館4F)

参加費: 無料(要申込。先着250名)

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第12回微粒化シンポジウム 《微粒化の原点を探る》

主 催: 日本液体微粒化学会ほか

協 賛: 日本農作業学会ほか

期 日: 2003年12月18日(木)~20日(

会 場: 東京工業大学 工学部 大岡山キャンパス

本学会員の方は、主催学会と同等の資格で参加することができます(参加費等は会員扱いになります)事前申込締切:12月13日(

→詳細はこちらをご覧願います

 

持続可能な社会のための科学と技術に関する国際会議2003

エネルギーと持続可能な社会のための科学

開催日: 2003(平成15)年12月16日(火)~19日(金)

会 場: 三田共用会議所講堂

参加料: 無料(事前登録制: 申込締切11月28日(金)

定 員: 各日250名

主 催: 日本学術会議

→詳細はこちらをご覧願います

 

サミット2003 100年先から見てみよう

地域・バイオマス・新エネルギー

日 時: 2003年11月15日()9:50~17:45

会 場: 東京ビックサイト 国際会議場・レセプションホール(展示会)

参加費: 無料

資料代: 1,000円

懇親会参加費: 4,000円

申し込み・問い合わせ先: 参加希望者は、できるだけ事前にサミット2003事務局までお申し込みください

主 催: 100年先から見てみる会

コーディネーター: 東京農工大学21世紀COEプログラム「新エネルギー・物質代謝と「生存科学」の構築」

→詳細はこちらをご覧願います

 

九州発・日本食農創造展2003

日 時: 2003年11月7日(金)~9日() 午前10時~午後5時(最終日は午後4時まで)

会 場: グランメッセ熊本

第1回テーマ: 未来の子供たちに安全な食料と農業を身近に感じる新たなコミュニティ、豊かで美しい自然を残すために・・・

目 的: 農業を取り巻く諸問題を取り上げ、その問題提議と解決法の提案を行う。イベントにより持続可能な農業振興、都市と農村の調和と国土保全に供する。

入場料: 500円(税込)

主 催: 日刊工業新聞社

→詳細はこちらをご覧願います

 

平成16年~18年度評議員選挙の投票について

役員選挙管理委員会

本会会則第8条にもとづき平成16年~18年度評議員選挙を行いますので、下記の要領をご覧の上ご投票下さい。

記-----

  1. この選挙は選挙管理委員会(委員長 八巻良和)が管理する。
  2. 有権者は平成15年7月1日現在の正会員の内、平成14年度会費を納入した者とし、地区別の選挙人名簿の通りとする。なお、平成15年度に入会した会費納入者も含む。
  3. 選挙方法:選挙は地区ごとに行う。各地区の評議員定数は、正会員50名につき1名、その端数ごとに1名を加えたものとし、別表に記載した通りである。  
    それぞれの地区に所属する有権者は同封の地区別選挙人名簿の中から所定の連記数だけ本会送付の評議員選挙投票用紙に記入する。投票用紙は無記名とする。
  4. 投票用紙の送付:
    評議員選挙用の投票用紙に記入の上、本会指定の封筒に入れ封をし、住所・氏名を明記の上、平成15年10月17日(金)までに投函して下さい。尚、まとめて郵送する場合は住所・氏名明記の各会員の指定封筒を一括してこれを別封筒に入れて下さい。
  5. 次の投票は一部または全て無効とする。
    (1)投票用紙に所定の連記数を超えて記入されている場合は全部無効。
    (2)投票用紙に同一人が重複記入されている場合は一票として数える。
    (3)投票用紙に非有権者の会員氏名が記入されている場合は、その記入に限り無効。
    (4)締切日までに到着しなかったものは全て無効(但し、10月17日までの消印のあるものは有効)。
    (5)投票用紙および封筒を本会指定以外のものを使用したもの、返信用封用に無記名もの、2票以上の投票用紙を1通の返信用封筒に入れたものは全て無効。
  6. 開票は平成15年10月24日(金)15:00から事務局(農業・生物系特定産業技術研究機構基礎技術研究部、埼玉県さいたま市北区日進町1-40-2、TEL048-654-7050、旧生物系特定産業技術研究推進機構)において立会人の立ち会いの上で行う。会員は随時開票に立ち会うことができる。
  7. 当選者の決定:
    (1)評議員-各地区ごとに得票数の多い順に当選とし、得票数が等しい場合は年長順により当選者を定める。
    (2)当選した会員には事務局からその旨を通知する。

 

日本学術会議公開講演会「食の安全と安心をめざして」

日 時: 2003年10月22日(水) (12:00開場)10:00~17:30

会 場: 日本学術会議講堂

入場料: 無料

定 員: 先着300名

申込方法: アイコンをクリックして、住所・氏名・年齢・職業・電話番号を記入して10月17日(金)までに申し込んでくださいEmail
        (申込者が定員に達しない場合は、当日受付があります)

→詳細はこちらをご覧願います

 

2003年度春季大会 会員提案型テーマセッションの記録

カバ-クロップを取り入れたエコ・ファ-ミングの展開と農作業研究

 去る3月30日、愛媛大学農学部での日本農作業学会研究集会において表記のテーマセッション(会員提案型)が開催された。日本農作業学会では、「カバークロップの利用と農作業」(1999年3月、生研機構)、「カバークロップをどう生かす-持続的農業のための農作業からのアプローチ」(2002年3月、千葉大学)、および「カバークロップ国際農作業セミナー」(2002年8月、茨城大学)などのテーマセッション・セミナーを実施してきた。これらのセミナーなどを通じて、カバークロップを利用した耕地生態系管理について、野菜生産、畑作生産、水稲作、果樹作における取り組みや、地域性を考慮した作目別の検討に加え、アレロパシー作用や土壌生物活性化などの視点からも積極的な意見交換を行ってきた.

 今回は、「エコ・ファーミング」、「環境保全」に注目したテーマセッションとした。平成11年からの有機認証制度のはじまりや、「持続性の高い農業生産方式の導入の促進に関する法律(持続農業法)」の制定などから、各地の農業生産現場で環境保全型技術への対応が迫られている。そこでは、緑肥やカバ-クロップの利用が推奨されているが、これらを組み込んだ農作業システムについては多くの環境保全機能をもつ反面、解決しなければならない問題点もある。また、これらの効果発現および問題解決には地域性を十分考慮した対応が求められる。愛媛県は、カバ-クロップを取り入れた農作業システムについていち早く着手して多くの成果をあげている。そこで、今回は水田、果樹園および農地斜面においてカバ-クロップを利用した三事例をとりあげ、地域性と併せてこの課題を掘り下げた。

テーマセッションの概要は以下のとおりである。

話題提供上野氏のプレゼンテーション

「カバ-クロップを利用した水稲栽培と窒素・炭素循環」
上野秀人・鈴木孝康・本荘陽一(愛媛大学農学部)

緑肥草生マルチ不耕起水稲栽培の窒素・炭素の動態と生育、収量、環境保全との関係について検討を行った。
土壌中のアンモニア態窒素濃度は、入水直後から増加し、入水20~28日目頃にピークとなり、その後減少した。クローバー区が最も高くなり(2.71 mg/100g乾土)、ついでベッチ(1.18 mg/100g乾土)区となった。緑肥の窒素供給は、クローバー>ベッチ>レンゲの順であり、栽培初期に集中することが明らかになった。雑草抑制能力もクローバーが最も高く、ついでベッチ区が続いた。玄米収量は高い方から、クローバー区(402.5 kg/10a)、ベッチ区(374.8)、レンゲ区(222.3)、無処理区(293.7)の順になり、穂数確保が収量確保において重要な要因であることが明らかになった。玄米収量に対する草生マルチの貢献度は、抑草効果が窒素供給の約2倍高くなった。草生マルチの分解に伴う有機酸生成は、水稲の初期生育にも少なからず悪影響を及ぼしていた。不耕起草生マルチ(ベッチ)由来窒素の利用率は、施用量の10%程度であり、77%が脱窒に移行していた。収量・環境面で今後さらなる安定生産技術の開発が必要であろう。

「ミカン園におけるナギナタガヤを利用した環境負荷軽減への取り組み」
石川 啓(愛媛県果樹試験場)・木村秀也(近中四農研)・吉川省子(近中四農研)

近年、カンキツ園では施肥窒素の溶脱に起因する環境負荷が社会的問題となっており、その対策の一つとして、雑草管理の省力化も期待できるナギナタガヤを利用した草生栽培が注目されている。しかし、本種をミカン園に導入した際の施肥窒素の吸収量、ミカン樹との競合関係やその対策、あるいは枯死後の窒素放出特性等不明な点が多く残されている。そこで、これらの問題について、15Nトレーサー法を用いて調査した。
その結果、ナギナタガヤを導入したミカン園では、施肥窒素の利用率が高まることから、環境負荷軽減に寄与できるものと考えられた。ただし、貯蔵窒素の少ない幼木やナギナタガヤ導入直後は、窒素競合による樹勢低下が懸念されるため、その対策の一つとして葉面散布による窒素補給が効果的であると思われた。

「シバザクラ、アジュガ、マツバギクによる農地斜面の雑草制御」
川崎哲郎・河内博文(愛媛県農業試験場)・杉山英治(愛媛県農業経営課)

シバザクラ、アジュガ、マツバギクを農地斜面に植栽した場合の生育特性及び光環境と雑草発生の変遷について検討した。
その結果、アジュガは土壌の乾燥が著しい場合には枯死することがあり、マツバギクは乾燥には強いが、立枯性のカビ病によって被覆した状態を維持することはできなかった。
シバザクラは土壌の乾燥にも強く、植付け後2年目にはほぼ被覆が完成し、その状態を5年以上の長期間持続することができ、年間の時期による被度の変動もほとんどなかった。シバザクラの植栽地における雑草の発生は被度や光環境と対応した関係を示し、植付け当初は多かったが被覆の完成後は著しく減少した。
また、発生した雑草のうち、シバザクラで被覆することによって発生を抑制できるものと抑制不可能なものを分類した。

質疑応答

長崎(中農総研セ):入水前にカバークロップに対して何か処理を施したのか。

テーマセッションでの質疑応答上野(愛媛大):クローバーは入水すれば簡単に枯死する。ヘアリーベッチは、耕うんする場合はハンマーナイフモアで細断した方がいいが、不耕起の場合はとくに何も行わなかった。

庄司(信州大):食味の点で、カバークロップ由来の窒素が登熟期に遅効きする心配はないのか。

上野:愛媛大学の土性では問題なかった。

庄司:カバークロップの更新や管理はどのように行えば良いのか。

川崎(愛媛県農試):適度の刈り込み(整枝剪定)を行い、肥培管理を適切に行う必要がある。

日鷹(愛媛大):生態学の立場からみると、農業という営みは、人為的な撹乱により遷移を初期の段階に戻すようにしてきた。カバークロップによってマルチを行う場合、その初期遷移より少し進んだ段階で維持するという特徴がある。鋤き込んだ場合は緑肥由来窒素の利用率(作物吸収)が40%だったのに対して、不耕起草生マルチでは10%程度しか利用できなかったことから、「鋤き込んだ方がいい」かというと、それほど単純な話ではない。つまり、鋤き込んだ場合はウンカやコブノメイガが大発生することが多く、窒素利用率だけで評価することは難しい。カバークロップについてはまだまだ人間の力によって工夫する余地が残されている。

小松崎(茨城大):農作業学会には、様々な分野からいろいろなメンバーが集まっているので、多様な立場からアプローチしていけたら、と思う。

坂井(筑波大):カバークロップには哲学が必要ではないかと思う。今までのように単に効率を目指していくだけではなく、過去の歴史の中で切り捨てられてきたような技術や考え方を啓蒙・教育していく必要があるのではないか。

日鷹:カバークロップを利用した農法は今までの農法とは違う。現在の価値観は多様であり、単に収量をあげればいい、というものではない。研究者が総合して協力していく必要がある。

小松崎:最後に講演者から一言ずつコメントをお願いしたい。

上野:今回発表した研究の目的の一つは、「低投入」である。つまり、カバークロップの種子は圃場内に導入するが、系外からのそれ以外の資材の投入は極力抑えることを意識してきた。今後はこのような低いインプットの場合のアウトプットの目標をどのくらいに設定するのか明確にする必要があるだろう。草生マルチの抑草能力は、マルチングによる雑草の光合成阻害や物理的圧密の他に、有機酸生成も考えられるが、この有機酸生成は水稲の初期生育に悪影響を及ぼしており、このマイナス面を水管理(酸素の供給)方法等で工夫する必要がある。

石川(愛媛果樹試):県内では当初、主に雑草管理の省力化を目的に10数年前からナギナタガヤが導入され、現在270ha(全カンキツ園の1.4%)に植栽されている。施肥窒素の溶脱に起因する地下水汚染等の環境負荷は大きな問題となっており、省力化に加えて環境保全効果も強調していきたい。病害虫の問題ではナギナタガヤ草生の場合、カショクフハイ病は発生しないが、ゴマダラカミキリ等の虫害は問題となっている。

川崎:農地斜面のカバークロップとして木本植物を導入する方法もあるが、農家の現在の感覚からすると木本植物は受け入れられないと予想されるので、やはり草本植物が妥当であろう。今後、中山間地域では環境デザインの手法を取り入れ、カバークロップのある「公園」的な位置づけで広めていけたらいいなと考えている。

小松崎:農業の持つ機能は非常に多面的である。そして、本日、話題提供して頂いた水田、果樹園、法面は、それぞれに特徴がある。農薬や化学肥料に強く依存しない、新しい農法を確立していくために、本セッションが今後に活かされることを希望する。本日はありがとうございました。

(文責 山岸主門)

付記

 年度末の日曜日の夕刻にもかかわらず、50名程度の参加者で活発な意見交換ができました。開催の機会を与えていただいた石川文武企画委員長、会場のご提供をいただきました愛媛大学の先生方に感謝申し上げます。なお、地域営農の発展に向け、カバークロップを用いた技術の利用法および普及について日常的に情報交換を実施していきたいと考え、今回、農家および農業改良普及員を含めた産学官連携の「カバークロップ研究ネットワーク」を本年2月に立ち上げ、とりあえずメーリングリストを作成しました。この活動にご興味のある方は下記までご連絡ください。(発起人一同)

連絡先
島根大学生物資源科学部 山岸主門 Email
FAX 0298-34-1823

 

XXX CIOSTA/CIGR V

Congress on Management and technology applications to empower agriculture and agro-food systems

Date: 22-24 September 2003

Site: University of Turin, Turin, Italy

Deadlines: Abstracts:                  30 October 2002
       Notification of acceptance:     31 January 2003
       Full paper submission:        30 June 2003

→詳細はこちらをご覧願います

 

シンポジウムin遠野

主 催: 日本学術会議農業総合科学研究連絡委員会

日 時: 2003年6月21日()・22日(

会 場: 岩手県遠野市あえりあ遠野」他

テーマ: 中山間地域農林業のこれから-持続型社会と夢のある生活を求めて-

→詳細は遠野市役所のホームページまたは日本学術会議のホームページをご覧願います

 

社会技術研究 論文募集

社会技術研究は、文部科学省が進めている社会技術研究イニシャティブの一環として、文部科学省の指導の下に、社会問題の解決や社会の円滑な運営に貢献するための技術である社会技術に関する研究として、社会技術研究システムが推進しています。

この度、社会技術研究の研究成果・研究状況を広く社会へ発信し、社会からの理解・批判などを戴くため論文集を発刊することとし、関連研究分野・領域の論文を広く募集します。

論文誌名: 社会技術研究

論文募集期間: 2003年5月1日~5月31日

論文集発行日: 2003年10月1日(予定)

→詳細はこちらをご覧願います

 

日本農業工学会第19回シンポジウム

地球環境問題と農業生産環境の改善

日 時: 2003年5月16日(金)13:00~16:30

会 場: 農業土木会館6階大会議室 (東京都港区新橋5-34-4 JR山手線 新橋駅下車徒歩10分)

参加要領: 参加申込:当日受付 資料代:1,000

→詳細はこちらをご覧願います

 

日本農業工学会ロゴマーク募集

日本農業工学会(略称JAICAE)では、学会ロゴマークを募集することになりました。

→詳細はこちらをご覧願います

 

平成15年度日本農学大会

日 時: 2003年4月5日()10:00~

会 場: 東京大学山上会館 東京大学へのアクセス

式次第:
   10:00~10:30 日本農学賞・読売農学賞授賞式
   10:30~12:30 受賞講演
   13:30~17:20 シンポジウム「21世紀における循環型生物生産への提言Part 2」
   17:30~19:30 受賞祝賀会

 

第11回微粒化シンポジウム 《微粒化の原点を探る》

主 催: 日本液体微粒化学会

協 賛: 日本農作業学会ほか

期 日: 2002年12月19日(木)~21日(

会 場: 慶應義塾大学 理工学部 矢上キャンパス

本学会員の方は、主催学会と同等の資格で参加することができます(参加費等は会員扱いになります)

→詳細はこちらをご覧願います

 

日本学術会議第5部等主催100万人科学者・技術者代表者集会

第13回シンポジウム「地球社会とアジアの未来」

日 時: 2002年11月25日(月) 9:30~17:00(懇親会 18:00~)

会 場: 日本学術会議

参加費: シンポジウム(含資料代) 3,000円
      懇親会 5,000円(はあといん乃木坂健保会館/会場から徒歩2分)  

定 員: 先着300名

→詳細はこちらをご覧願いますリンク先のページはNetscapeではうまく表示されません。IEでご覧ください

 

日本学術会議公開講演会「先端技術と法」 -進歩・安全・権利- 

日 時: 2002年11月29日(金) (9:30開場)10:00~17:30

会 場: 日本学術会議講堂

入場料: 無料

定 員: 先着300名

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農作業学会関東支部特別セミナー

「カバークロップ国際農作業セミナー」報告

去る8月31日、茨城大学農学部附属農場にて表記セミナーが開催されました。

このセミナーでは、 USDA-ARSのThesdale博士をお招きし、アメリカでのカバ-クロップ研究について基調講演いただくことに加えて、わが国でのカバ-クロップ研究報告および圃場実験の現地見学会などを通じて、カバ-クロップの利用を多面的に捉えよう企画いたしました

圃場現地見学

「夏作カバ-クロップを利用した有機栽培ブロッコリ試験」 村中健一氏(茨城大学大学院)により、夏作のカバ-クロップとしてヒエと黒ダイズを敷き藁として有機栽培のブロッコリ生育試験の概要について報告された。
そこでは、カバ-クロップのマルチングにより雑草防除効果やブロッコリ品質向上が示唆されることが述べられた。

「局所耕うんによるブロッコリ苗の移植」 田島 淳氏(東京農業大学)により,雑草やカバ-クロップのマルチング効果を最大限に発揮する耕うんツ-ルとして局所耕うん器具が紹介された。
この器具により,ごく少ない耕うん動力でかつ圃場の生態系と調和する新しい生産システムが提唱され、また, 作業器具による実演と参加者の体験も行われた.

「カバ-クロップ被覆下での野菜移植機の利用」 吉成賢治氏(井関農機 筑波技術部)により, 野菜移植機の構成とカバ-クロップ被覆下での移植のポイントについて報告された.
また、ヒエとダイズのオ-ガニックマルチの被覆下でのキャベツ苗の移植実演が行われた。カバ-クロップの被覆下においても高い移植精度が確保されることが認められた。

「異なるカバ-クロップと耕うん方法によるオカボ栽培」 辜松氏(東京農工大学大学院)圃場現地見学により、イネ科およびマメ科のカバ-クロップの作付後に、プラウ、ロ-タリ耕耘および不耕起処理によるオカボを栽培での圃場での窒素動態や生産性について報告された。
また、土壌呼吸量測定の実演が行われ、カバ-クロップや耕うん方法がオカボの生育や生産性に影響を及ぼす以外に、土壌生態系に多大なる影響を及ぼしていることが指摘された。

「水田でのイネ科カバ-クロップの利用」 小松崎(茨城大学)より、水田でイネ科カバ-クロップを作付することで、冬期間の余剰窒素の脱窒やリ-チングを抑制することに加えてそれらの窒素をその後のイネに移譲することが報告された。
余剰窒素の吸収能力はライムギなどがもっとも高い値を示すが、それらをすきこむとイネの初期成育が停滞することが認められ、刈り込み時期などとあわせて検討することが必要であることが指摘された。

国際セミナー

「アメリカにおけるカバ-クロップ研究最前線」
   Dr. John R. Teasdale (USDA-ARS
国際セミナーアメリカにおける長年のカバ-クロップ利用に関する研究から、夏作および冬作のカバ-クロップが多様に利用され、これらはリビングマルチとして利用する方法や多年生のものなどの利用が行われていることが報告された。
とくに、カバ-クロップ利用によって土壌有機物を供給したり、有用昆虫の住処を提供したり、土壌水分を保持するなどのさまざまな効果がある。
これらは、とくに不耕起栽培と組み合わせて複合的な効果が期待される。
この中で、ヘアリ-ベッチマルチによるトマトの不耕起栽培の研究を取り上げ、その作業システムとカバ-クロップ吸収窒素の後作での利用について報告された。
また、カバ-クロップが環境保全に資する役割を持っている。

「カバ-クロップ利用によるトマト生産の施肥量削減効果」
   荒木 肇氏(新潟大学
トマト生産でのヘアリ-ベッチマルチを利用した栽培において,窒素施肥量を削減できかつ高い収量性をしめすことが報告された。
ヘアリ-ベッチ被覆不耕起栽培と慣行の耕うん栽培とで, 窒素施肥量を80, 160, 240kgN/haをそれぞれ施用して栽培した結果, ヘアリ-ベッチ被覆することで80kgN/ha施肥で,慣行の160および240kgN/ha施肥と同等以上の収量が確保された。
また、ヘアリ-ベッチ被覆により土壌硬度を低下させることや夏季の地温低下など作物にとって土壌環境を改善させる働きがあることを指摘した。

「水田における持続可能な農業システムのためのマメ科カバ-クロップの利用」
   嶺田拓也氏(農業工学研究所
ヘアリ-ベッチおよびレンゲを作付し、耕起および不耕起にて水稲を栽培し、雑草や害虫の発生量について調査した.
害虫の発生量は不耕起条件下で耕起よりも著しく少なかった.不耕起で雑草発生量が抑制され,とくにカヤツリグサの生育が抑制されることが報告された. 
これらの効果はヘアリ-ベッチおよびレンゲ被覆ともに共通であったが, 3年間継続した結果, 3年目にはレンゲ区で雑草が繁茂し水稲の収量が低下することが認めた.レンゲはヘアリ-ベッチに比べ土壌中での分解が早く、圃場面被覆力が小さいことが影響していることを指摘し, 水田におけるカバ-クロップとしてヘアリ-ベッチの優位性を示した.

「日本における緑肥作物・カバ-クロップ利用の現状」
   辻 剛宏氏(雪印種苗 千葉研究農場)
わが国における緑肥・カバ-クロップの利用についてその利用形態別に利用草種および利用方法について詳細に報告された。
畑作物栽培においては、特に連作障害回避、センチュウ害防除などの側面からエンバク野生種「ヘイオ-ツ」、クロタラリア、ギニアグラスなどが活用されている。
また、土作りやクリ-ニングクロップとしての利用も盛んである。
水田裏作ではレンゲなどの栽培が行われてきたが、イタリアンライグラスなど極早生品種も導入され、水稲の生産に適合している。
近年、遊休農耕地に管理としてもカバ-クロップの作付が景観管理や雑草抑制の点からも注目されつつある。
そこでは、地域おこしと結びついた活用もみられている。
果樹園においては草生栽培としてライムギやイタリアンライグラスなどが利用されてきたが、雑草抑制や刈取り作業の省力化などの観点からヘアリ-ベッチやナギナタガヤなどの利用がはじまっている。
以上のようにわが国における多様な農業生産の場面で緑肥・カバ-クロップは多様な利用方法およびメリットをもつものと考えられ、それらの目的や場面に応じて使い分けることの必要性が強調された。

これらの話題提供に加えて, フロアから「局所耕うん器具の開発」(田島淳氏 東京農業大学)の経緯と雑草マルチによってモンシロチョウなどの産卵行動を制御することが指摘され,生態的農法の可能性について報告された。また, 「朝鮮民主主義人民共和国でのカバークロップの研究動向」(金 日鎔氏 東京農工大学大学院)として, 同国における持続的農業としてカバ-クロップの研究がなされていることが報告され、そこでは寒冷地で利用可能なカバ-クロップについてアメリカでも適合試験がなされておりこれらの情報をもとに北朝鮮でのカバ-クロップの利用を考えてみてはという意見が出された。

総合討論では, 最初にカバ-クロップを導入した農家での経営的な成功事例について話題を求めたところ, アメリカでの畑作や野菜生産での成功事例やわが国においても果樹園や水田および畑作での農家での利用事例について、いずれも農家での恣意的な利用が始まっていることが紹介された。
(小松崎将一)

 

シンポジウム「新世紀・北海道農業」及び農業機械・施設視察交流会

報告

 8月24日に帯広で行われたシンポジウムは、午前に講演会、午後にパネルディスカッションという構成で開催されました。講演会では、大塚秀光氏が地球温暖化ガス・家畜糞尿問題を中心とした農業が関わる環境問題の現状と、資源循環型農業へのシフトの重要性について解説され、ついで野口伸氏により農業の労働問題・環境問題への農業のロボット化・情報化の果たす役割と可能性および現状、最後に志賀弘行氏よりリモートセンシング技術の現状と北海道農業への応用の実例について紹介されました。新世紀を迎えた北海道農業の課題と新技術の可能性が分かりやすく解説され、参加者150名の好評を得ました。

 午後のパネルディスカッションは、NHKの録画準備のため15:30からの開始となりましたが、この間を利用して国際農業機械展を見学した人も多数いたようです。各界からのパネラーによるディスカッションは、環境を守る農業をどう実現していくかというテーマのもと、生産者・消費者・行政などの役割についての議論が展開されました。一般の聴衆も多く、参加者は220名になりました。なおこのプログラムはNHK教育テレビ「金曜フォーラム」の番組として収録され、9月20日午後11時~12時10分に全国放送されました。

 8月25日は、農業機械学会・日本農作業学会両学会の北海道支部の主催で見学会が行われ、45名の参加のもと、ロータリ式発酵槽による堆肥生産施設、ロボットによる野菜育苗施設、新馬鈴薯栽培システム、バイオガスプラントなど、十勝農業に導入されている最新技術の視察見学が行われました。
(北海道支部長 端 俊一)

 

訃報

元会長 戸苅義次 名誉会員(93歳)には、病気療養中のところ、9月4日(水)午後8時39分にご逝去されましたので、謹んでお知らせいたします。

 

未来の食糧生産を支える農業ロボット・自動化フォーラム

21世紀の扉を開く官学の物づくり最前線

主 催: 農業機械学会

協 賛: 日本農作業学会

日 時: 2002年7月12日(金) 10:00~17:00

会 場: 農業技術研究機構 中央農業総合研究センター

参加費: 一般:3,000円  学生:無料

参加申込: 中央農業総合研究センター  作業技術研究部 機械作業研究室 長坂善禎 Email

主なプログラム:

基調講演:
       行本 修(中央農業総合研究センター

実演会: 
       移動体光測距システム(
東京大学大学院農学生命科学研究科
       群管理システム(京都大学大学院農学研究科
       耕うんロボット(生物系特定産業技術研究推進機構
       田植えロボット(中央農業総合研究センター
       ロボットトラクタ(北海道大学大学院農学研究科

パネルディスカッション: 
       司会:梅田幹雄(京都大学)・
       井上英二(九州大学
       芋生憲司(東京大学大学院農学生命科学研究科)
       飯田訓久(京都大学大学院農学研究科)
       松尾陽介(生物系特定産業技術研究推進機構
       長坂善禎(中央農業総合研究センター
       野口 伸(北海道大学大学院農学研究科)

 

弔辞

故 角田公正名誉会員(2000年11月撮影) 角田先生、塩谷です。

 昨日、ドイツ、オランダにおける農業・農村の福祉的活用の調査から帰ってきました。この調査は、精神的・肉体的にハンディキャップを持った人々のリハビリテーションやセラピーに、農村の、人に優しい環境や土や植物・動物と触れ合う農作業が役立つのではないかと考えていたからのことです。農作業学会における、人と生産手段・生産対象との関わりについての研究の蓄積を、農業の"生産"にとってだけではなく、人々の幸せな暮らしのためにも活かしていけるはずです。この思いを込めた論文を、すでに農作業学会誌『農作業研究』にも投稿し、掲載されていますので、角田先生にもお読みいただいていたのではないかと思います。ドイツの「クラインガルテン」、精神病院の「エコ・ファーム」、オランダの「ケア・ファーム」はとても参考になりました。

 明日10日には、角田先生からのご指名を受けて委員を務めている独立行政法人「農業者大学校」のカリキュラム検討委員会の席でお会い出来るので、その際に、これからの農業者の教育、農家の役割としての制度化等について、相談に乗っていただこうと思っていました。

 それなのに、もう、角田先生に語りかけることは出来ても、ご返事をいただくことはできない。残念で、悲しくて、そして、悔しいです。

 現在、日本各地で農業・農村をリードしているすばらしい農業者たちの中には、「農業者大学校」で角田先生の教えを受けて成長した人々が沢山います。角田先生が、自ら、すばらしい研究者として、また、研究者・大学生に対しての優れた指導者であっただけではなく、生産現場の農業者にとっても良い先生でした。

 もう一つ、最近、私が角田先生とご一緒に仕事をさせていただいていたことがあります。農業高等学校の教科書づくりです。数年前に、角田先生から、「塩谷君、農業高校の教科書づくりを手伝ってくれ」と言われました。「そんなきゅうくつそうな仕事はいやだ」と申しましたら、「大学生よりももっと広い層の若者たち、農学部学生よりもっと広い範囲の仕事や生活に関わることになる若者たちである高校生の指導はとても大事なのだ。15歳の農業高校の生徒達みんなが学ぶ教科書だ。大きな意義がある。一緒にやってくれ。」このような趣旨のお話しをされました。私は今、角田先生の、この気持ちを引き継いで、農業高校の教科書づくりに関わっています。

 角田先生は、昭和55年度から60年度まて日本農作業研究会の会長を務められ、昭和61年度に研究会を発展的に移行させて、日本農作業学会を設立させ、昭和63年度まで、その会長を務められ、日本の農作業研究の発展に貢献されました。角田先生は、移行の年の創立20周年記念の日の角田先生のご挨拶の中で次のようなことをお話しされました。

 「農作業の合理化にかかわる問題を、生産の実態のなかから幅広くとらえ、具体的にあるいは総合的に考察するとともに、得られた成果を生産の現場に還元したいという関係者のひたむきな気持ちが本研究会の設立を促した」こと。そして、記念シンポジュウムには、「農業生産の場で立派な実績を挙げておられる農家の方々にも話題提供者としてご参加いただいた」こと。そして、「それ(会)を構成する人、とくに若い人達の存在と活動が会の生気を大きく左右する」ものであり、「"会としての人づくり"」を呼びかけておられました。

 角田先生が、命が尽きるその日まで、直接関わっておられたことは、後に続く若者たちに、農業生産の現場の担い手たちに、日本の農業・農村の将来を託すものでありました。このことを皆さんにご紹介し、そして、角田先生のその思いを、残された私たちが力を合わせて、しっかり担って行くことを、稲穂に囲まれた角田先生のご遺影の前で約束して、弔辞の結びといたします。

2002年 6月 9日

日本農作業学会 会長 塩谷 哲夫

 

第18回 日本農業工学会シンポジウム

南北問題と農業工学

主 催:  日本農業工学会

共 催: 日本学術会議 農業機械学研究連絡委員会他

日 時: 2002年 5月17日(金) 13:00~

会 場: 東京都港区新橋5-34-4  農業土木会館6F 大会議室

参加費: 1,000円(資料代)

参加申込・問合わせ先: 〒105-0004 東京都港区新橋5-34-4農業土木会館内 農業土木学会事務局 馬目雄一TEL:03-3436-3418 FAX:03-3435-8494 Email

プログラム:

司 会  岩崎事務局長
開会挨拶  木谷会長

13:20-13:501. アジアの地域経済活性化における技術導入・技術移転問題徳本 靖((株)徳本適正技術研究所)米山正博(JICAアジア第1部)

13:50-14:202. 農業機械に係る技術協力-メキシコにおける農業機械の評価試験制度導入について八木 茂(元生研機構畜産工学部)

14:20-14:503. 南北問題と農業・農村開発協力八丁信正(近畿大学農学部)

14:50-15:204. 熱帯地域の森林破壊と修復について長野敏英(東京農業大学)

15:20-15:30休  憩

15:30-17:00ディスカッションパネルと総合討論総合司会 木谷会長15:30-16:00 院多本華夫(筑波大学農林工学系:ラオス出身)桜井文海(筑波国際センター:ベトナム出身)Kingshuk ROY(日本大学生物資源科学部:バングラディッシュ出身)16:00-17:00総合討論

閉会挨拶  中村副会長

17:00-17:40フェロー顕彰者授与式

 

東海・近畿支部研究会報告

総括報告をする奈良県農業技術センター専技の角山美穂さん 2001年11月16日の午後、奈良県農業技術センター農業交流館にて、前日から開催された秋季大会の終了後引き続き開催された。午前中のシンポジウムを補いつつ、支部会員相互の意見交換がなされ、支部会員約25名に、午前から引き続き参加した約15名を加え約40名の参加者を得た。ただ、時間の制約があったとはいえ、討論の時間を十分もてなかったことが悔やまれるところである。

 基調報告の概要は以下のようであった。

  「奈良県における普及現場での農作業改善の取り組み」(奈良県農業技術センター、角山美穂氏)では、平成3年度から6年度にかけて実施された「新生活関係普及活動強化特別事業及び平成7年度から10年度にかけて実施された「生活関係技術確立推進事業」の個別プロジェクト課題の概要説明があった後、とくに「柿栽培における蒸れない、浸みない快適防除衣の開発」と「グリーンアスパラガス栽培の作業環境改善」のふたつに的を絞り、前者では厚手の木綿の作業着を重ねて着るという農家慣行の効果を解明し新しい作業着を提案したこと、また後者では高齢者対策としてイチゴ作での資材を転用し、それまで90度の前かがみ姿勢が60%の時間を占めていた作業を改善した事例が報告された。

  続いてイチゴの事例に焦点を当てた事例として奈良と静岡を比較的に検討するため設定された下記2題の報告があった。

  「奈良県のイチゴ栽培における軽作業化への取り組みについて」(奈良県北部農林振興事務所、川合良永氏)では、土耕栽培における中腰作業の軽労化のために開発された、座って作業のできる作業車とその導入のための畝高さと畝間幅の改善、ベンチアップ育苗と高設栽培の普及過程と問題点が報告された。そして「静岡県におけるイチゴ栽培の省力化」(静岡県農業試験場東部園芸分場、馬場冨士夫氏)では、高設栽培の導入による省力性と問題点が同県の主力品種である章姫(アキヒメ)の特性との関連付けて報告された。また導入事例として、レール式作業台車設置による作業性の改善、レール移動式防除装置及び固定細霧式防除装置による薬剤散布による快適な作業空間の創出が報告された。

 

ノーベル賞100周年記念国際フォーラム

テーマ:  創造性とは何か

主 催: 日本学術会議

日時・場所: 2002年3月16・17日(於:東京大学 安田講堂)20日(於:国立京都国際会館

参加対象者: 科学者及び一般(主に若者)

募集人員: 東京・京都 各約1,000名

使用言語: 日本語及び英語(同時通訳)

招待講演者(予定): ノーベル財団専務理事・ノーベル博物館長・ノーベル賞授与機関関係者(各賞選考委員等)・ノーベル賞受賞者

申込方法: 学会枠での申込受付は終了しました

→詳細はこちらをご覧願います

 

日本農業工学会2002年度国際会員の入会案内について

 本会は、1984年6月30日に設立し、国際農業工学会(Commisson International du Genie Rural 「以下CIGRという」)に加盟し、その後日本学術会議が国会員となってからも、CIGR国際活動の実務を行ってきました。

 2002年度国際会員として、新たにCIGRへの登録をご希望の方は1月末日までに下記によりお申し込み下さい。(現国際会員125名)

 なお、会費は2002年度(2002年4月以降)に請求いたしますので、申込み時には送金の必要はありません。

入会申込書送付先:

加入希望者の所属する正会員あて(学・協会)あて
 日本生物環境調節学会
 日本農業気象学会
 日本農作業学会
 日本植物工場学会
 農業機械学会
 農業情報利用研究会
 農業施設学会
 農業電化協会
 農業土木学会
 農村計画学会
 CELSS学会

問い合わせまたは資料請求先:

所属する正会員(学・協会)または日本農業工学会事務局
日本農業工学会事務局
〒105-0004 東京都港区新橋5-34-4
  農業土木学会内  TEL: 03-3436-3418

国際会員入会手続き:

  1. 入会申込書を提出して下さい。
  2. 入会資格は日本農業工学会正会員である団体に加入していることを必要とします。
  3. 国際会員は個人名を国際農業工学会(CIGR)に登録し、日本農業工学会CIGR国内委員会の一員となります。
  4. 登録は年1回とし、2002年度登録は2002年1月末日までの入会者といたします。
    以後の方は次回登録となります。
  5. 入会申込書にはCIGR が設置している次の7部会の一つを記入し、CIGRおよび国内委員会の両者においてその部会員となっていただきます。
     ① 土地・水部会
     ② 施設・環境部会
     ③ 生産機械部会
     ④電化・エネルギー部会
     ⑤農作業管理部会
     ⑥農産加工部会
     ⑦情報システム部会
  6. 国際会員は、会費としてCIGR個人分担金と連絡事務費を納めて頂きます。
        年度個人分担金  1,500円
        連絡事務費     1,000円
        計           2,500円
  7. 情報は正会員機関誌を通じてPRすることを原則としますが、緊急のものは直接に連絡いたします。
  8. 正会員(学会)ごとに国際会員30名単位に1名の代議員を選任できます。
  9. 複数の正会員(学会)に属する方はいずれか一つの正会員名を申込書に記入して下さい。

申込書の入手は右のアイコンをクリックしてくださいpdf cigr2002.pdf (20KB)

 

日本学術会議主催講演会「Japan Perspective(日本の計画)」

日 時: 2002年1月7日(月) 13:00~17:30(会場12:00)

会 場: 日本学術会議 講堂

定 員: 先着300名(申込制。締切12月20日(木)

→詳細はこちらから「Japan Perspective(日本の計画)」についてのPDFファイルを参照願います。

 

農業総合科学研究連絡委員会主催シンポジウム

「中山間地域の農業・農村の振興ーその多面的な利活用に向けて」

日時: 11月2日(金) 14:00~17:00

場所: 日本学術会議 講堂

総合司会:

  河野 英一(農業総合科学研連幹事・日本大学 生物資源科学部教授)
  豊田  勝(農業総合科学研連幹事・新潟大学 農学部長)

開会挨拶:
  菅野 茂(日本学術会議会員・農業総合科学研連委員長)

  1. 中山間地域対策の現状と展開方向 ・・・ 斎藤 仁志(農林水産省農村整備局農村整備課長)
  2. 農業生産力向上への技術展開 ・・・ 石川 文武(農業総合科学研連委員・生物系特定産業技術研究推進機構
  3. 農・林・畜の融合、連携の推進を訴える ・・・ 菅野 茂(東京大学名誉教授)
  4. 動物の新たな利活用を展望する ・・・ 林 良博(東京大学 大学院農学生命科学研究科長・農学部長)
  5. 総合討論

閉会挨拶:
  豊田  勝(日本学術会議会員・農業総合科学研連幹事)

 

科学技術振興調整費の活用に関する基本方針

「平成13年度の科学技術振興調整費の配分の基本的考え方」の決定及び平成13年度の公募時期について

平成13年3月22日
文部科学省 科学技術・学術政策局 科学技術振興調整費室

 昨年10月以来ホームページ上でもお知らせさせていただいておりましたとおり、科学技術振興調整費につきましては、平成13年度よりプログラムの内容が抜本的に見直すこととされており、総合科学技術会議により基本方針が示された後、新規課題等の公募を実施していく予定としておりましたが、今般、平成13年3月22日(木)に開催されました第3回総合科学技術会議におきまして、「科学技術振興調整費の活用に関する基本方針」及び「平成13年度の科学技術振興調整費の配分の基本的考え方」が決定されましたので、ここにお知らせさせていただきます。

 今後、これらを踏まえて、当省で実施要綱及び公募要領を作成し、4月中旬を目途に平成13年度の新規課題等の公募を開始していきたいと考えておりますところ、御理解のほどよろしくお願いいたします。
 なお、公募時期の詳細な日程等につきましては、後日ホームページ上にて改めてお知らせ致しますので、ご了承下さい。

問い合わせ先: 科学技術・学術政策局調査調整課 科学技術振興調整費室
            03-3581-5271(内5041)・03-3591-7260(直通)

 

平成13年度日本農業工学会第17回シンポジウム

21世紀の食料生産と農業工学

主催: 日本農業工学会

共催:
  日本学術会議 農業土木学研究連絡委員会
  日本学術会議 農業機械学研究連絡委員会
  日本学術会議 農業環境工学研究連絡委員会
  日本学術会議 農村計画学研究連絡委員会
  日本学術会議 農業総合科学研究連絡委員会
  日本学術会議 地域農学研究連絡委員会

司会進行: 岩崎 和己(日本農業工学会事務局長)

開会挨拶: 木谷 収(日本農業工学会会長)

日時: 5月18日(金) 13:00~17:00

場所: 港区新橋5-34-4 農業土木会館 6F 大会議室

話題提供講師:

  1. 地球温暖化と食料生産 ・・・ 青山 成子(東京大学)
  2. 農業気象から見た食料生産 ・・・ 堀江 武(京都大学)
  3. 食料生産と地域振興 ・・・ 元杉 昭男(関東農政局)
  4. 農業労働を生かす新しい作物選択と組織的生産管理 ・・・ 永江 弘康(千葉大学)
  5. 農工融合技術戦略によるテトレンマの攻略 ・・・ 伊藤 信孝(三重大学)
  6. 寒冷地における米の高品質貯蔵 ・・・ 伊藤和彦(北海道大学)

総合討論司会: 中村 良太(日本農業工学会副会長)

閉会挨拶: 真木 太一(日本農業工学会副会長)

資料代: 1,000円

参加申込: 当日受付

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